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2018年6月13日

妊娠中は、身体に様々な変化が起こりますが、それは口の中も同様です。
お口の中も、妊娠によってホルモンバランスの影響を受け、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
その中でも、「妊娠性歯肉炎」という妊娠中に起こりやすい歯ぐきの症状について詳しく解説したいと思います。

妊娠性歯肉炎とは、妊娠中に増加するエストロゲンというホルモンの影響で、エストロゲンを好む種類の歯周病菌が増加する事で起こる歯ぐきの炎症です。
妊娠中、歯みがきをした時に出血するようになる事が多いのは、このためです。

妊娠性歯肉炎の多くは、出産後次第に治まってきますが、清掃状態が悪い事が続くなどして、歯周炎に移行してしまうと危険です。
「歯肉炎」は、炎症が歯ぐきに限局しているのに対し、「歯周炎」は歯を支えている骨(歯槽骨)まで侵されてしまう状態です。歯周炎は、放っておくと、歯は支えきれなくなって抜け落ちてしまいます。

胎児にも影響があります。妊婦の歯周病は、早産・低体重児出産のリスクが7倍も高くなると言われています。
妊娠中は、丁寧な歯みがきでお口の中の清潔を保つと共に、妊婦歯科検診を受けるようにしましょう。
つわり中で、歯みがきができない場合などもあると思います。
つわりがひどい時期は、口を頻繁にゆすいだり、出来る範囲で歯を磨くなどして乗り切りましょう。

当院では、妊娠中の歯科治療や歯周病治療を行っております。ご不安な事がございましたらお気軽にご相談ください。 http://www.tdc.gr.jp/0525periodontitis/

2018年6月 6日

今日は、歯を虫歯から守る「フッ素」について解説していきたいと思います。

「フッ素」とは、自然の中にも存在する物質で、飲み物や食べ物にも含まれている安全な物質です。多くは、「フッ化物」という形で、存在しています。

フッ化物は、歯に局所的に応用する事で、虫歯予防効果があると言われています。歯磨き粉等に配合されており、毎日のケアで使用する事ができます。
歯科医院では、歯磨き粉に含まれているものよりも高濃度のものを効果的に塗布する事ができます。

<フッ素のはたらき>
・ 酸の産生を抑制
虫歯菌の活動を弱め、歯を溶かす酸の産生を抑制する作用があります。

・ 歯の再石灰化の促進
歯から溶け出した(脱灰した)カルシウムやリンなどのミネラルを再び歯質に取り込む作用(再石灰化作用)を促す働きをします。

・ 歯質強化
歯の表面の構造を、酸に溶けにくい構造に変化させます。

フッ素には、このような虫歯予防の働きがあります。
フッ素の含まれた歯磨き粉を継続的に使用して、虫歯を予防していきたいものです。

またフッ素の含まれた歯磨き粉を使う時には、うがいをしすぎないように注意しましょう。
何度もうがいをすると、お口の中に残ったフッ素が全て流れ出てしまうので、軽く1回水を含んで吐き出す程度がおすすめです。

歯磨き粉の成分表示では、「フッ化物」「モノフルオロリン酸」などと表記されている事が多いので、歯磨き粉を選ぶ際には、チェックしてみましょう。

当院では、予防歯科治療を行っております。ご不安な事がございましたらお気軽にご相談ください。 http://www.tdc.gr.jp/

2018年5月30日

妊娠中でも歯科治療は受ける事ができます。
生まれてくる赤ちゃんの歯を健康に保つためにも、まずはお母さんのお口の中を健康にしていただきたいと考えています。

ただし、妊娠中歯科治療を受ける時には、注意するべきポイントがいくつかあります。
順番に説明していきたいと思います。

1. 治療内容
一般的な虫歯の治療や、歯石除去やPMTCといった歯のクリーニングは、受けても問題ありません。

虫歯治療では、レントゲン撮影や麻酔を使用する事があります。レントゲンは防護エプロンをし、X線照射はお口の周囲に限定しているので、問題ありません。
気になる場合には、レントゲン撮影はせずに可能な治療のみをする事もできます。
麻酔は、局所麻酔を使用しており、お腹の赤ちゃんへの影響はありません。

ただし、薬を服用する必要があるような抜歯等の外科治療はできるだけ避けた方が良いでしょう。
妊娠中は服用できる薬に制限があります。抗生物質や鎮痛剤を服用する必要がありそうな治療は、出産後の方が良いでしょう。

2. 治療時期
体調が安定している妊娠中期がおすすめです。
前期はつわりの影響で、歯科治療が苦痛になる事があります。
また、後期はお腹が大きくなり、歯科治療中の姿勢を保つのが辛くなってしまう事があります。

3. 定期検診
妊娠中は、できるだけ定期検診を受けるようにしましょう。
妊娠中は、身体に様々な変化が起きるように、お口の中にも変化が起きます。虫歯や歯周病になりやすい環境を作りやすいので、妊娠中に歯や歯ぐきがボロボロになってしまう事がないよう、定期検診を受け、必要な治療は出産前に受けておくようにしましょう。
出産前後の時期になって、歯の痛みがでてしまうと、出産時のコンディションにも影響します。

当院では、一般歯科治療を行っております。妊娠中の歯科治療などで、ご不安な事がございましたらお気軽にご相談ください。 http://www.tdc.gr.jp/

2018年5月23日

歯を失った時の治療方法のひとつに「ブリッジ治療」があります。
「ブリッジ治療」は、失った歯の両隣の歯が健康である場合にできる治療方法です。
両隣の歯を支柱として、橋渡しをするような形で、連結した金属を入れ、歯が無い部分を補います。

完全に固定式になるので、違和感はほとんど無く、自分の歯を同じように使用する事ができます。
支柱とする歯には、負担がかかりやすいので、長くブリッジを使用するためには、毎日の適切なケアが大切です。

ブリッジは、支えになっている歯の周囲やポンティック(ダミーとなる歯)の下部に汚れが溜まりやすくなります。
歯ブラシだけでは、まずきれいに汚れは落とせません。歯間ブラシ等の歯間清掃用具を使うようにしましょう。

毎日の歯ブラシでの歯みがきと合わせて、歯間ブラシを習慣として毎日使うようにしましょう。
まれに歯間ブラシを"つまようじで食べカスをとる"ように使用している方がいますが、間違った使用方法です。
歯間ブラシは、ブラシの毛の部分で歯間部分の歯をしっかりと擦って使用します。
ゆっくりと歯間部に挿入した後、数回前後に動かして、擦って使用するようにしましょう。

歯間ブラシには、SSS〜LL程度まで豊富なサイズがあります。自分に合ったサイズを使う事が大切です。
ブリッジを装着した際に、歯科医院で歯間ブラシのサイズをチェックしてもらうと良いでしょう。

当院では、ブリッジ治療等の一般歯科診療や、予防歯科診療を行っております。ご不安な事がございましたらお気軽にご相談ください。 http://www.tdc.gr.jp/

2018年5月16日

「テトラサイクリン歯」とは、「テトラサイクリン系」といわれる抗生物質を、永久歯の形成時期である出生直後から8歳頃までに服用した場合に起こる歯の変色です。

歯が、灰色がかった黄色〜オレンジ色に変色しており、左右対称の縞模様が特徴です。
現在では、テトラサイクリン系抗生物質はほとんど使われていませんが、昭和40年代は、使用頻度が高く、その頃生まれた世代の方にはテトラサイクリン歯が見られる事があります。

テトラサイクリン歯の着色は、一般的にホワイトニングをしても"白くなりにくい"と言われています。
しかしテトラサイクリン歯の変色の程度には個人差があり、変色の程度が比較的弱い場合には、ホワイトニングで標準的な白さに近づける事が可能です。

テトラサイクリン歯をホワイトニングする場合のポイントをいくつか抑えておきましょう。

・ 白くなっても後戻りしやすい
ホワイトニングで白くなった場合でも、後戻りしやすく、白さを維持しにくいと言われています。

・ オフィスホワイトニング1回の効果が低い
通常の歯と比較して、1回の効果が低く、思うような白さにならない事があります。
数回の施術で理想の白さに近づく事もありますが、なかなか白くならないケースもあります。

・ ホームホワイトニングが効果的な場合がある
ホームホワイトニングは、じっくり白くし、後戻りしにくいというメリットがあります。
テトラサイクリン歯の場合、ホームホワイトニングの方が、白くするのに適している場合があります。

テトラサイクリン歯の変色が強い場合には、ホワイトニングで色を白くする事は難しいので、ラミネートベニアやセラミッククラウンといった人工物を被せて(貼付けて)歯を白くする方が、うまくいく場合もあります。

当院では、審美歯科治療を行っております。
ホワイトニング治療や、テトラサイクリン歯についてご不安な事がございましたらお気軽にご相談ください。 http://www.tdc.gr.jp/0520whitening/

2018年5月 9日

歯を美しく白く見せる治療に「オールセラミッククラウン」を使った治療があります。

「オールセラミッククラウン」とは、被せ物の一種で、被せ物全体がセラミック(陶器)でできているものです。
天然の歯と似た透明感のある白さを再現できるため、見た目が良いのが特徴です。メリットを詳しく解説していきましょう。

<オールセラミッククラウンのメリット>
・ 見た目が美しい
オールセラミッククラウンは、天然の歯と見分けがつかないほど、見た目が美しい被せ物です。
セラミックという材料の性質上、透明感があり、天然の歯と見た目が似ています。また、技工士さんの技術により、白さを細かくデザインしてもらう事ができるため、周囲の歯と馴染む色合いで、美しい白さを再現できます。

・ 虫歯が再発しにくい
セラミックは、歯と接着しやすく劣化も少ないため、隙間ができにくく二次虫歯を作りにくいのが特徴です。表面も滑らかで、汚れが付きにくいです。

・ 長持ちする
虫歯が再発しにくく、劣化しにくいため、長く使用する事ができます。
保険適用の銀歯の場合は、寿命は5年程だと言われていますが、オールセラミックなら、きちんとケアしていれば、15年20年と使用可能です。

・ 金属アレルギーの方も使用できる
金属を全く使用しないので、金属アレルギーの方も安心して使用する事ができます。

このようにオールセラミッククラウンは、メリットの多い被せ物ですが、保険が適用でないため、自費治療となり、費用が高価になります。
「虫歯が再発しにくい」「長持ちする」というメリットを考えると、何度も治療を繰り返すよりも、高価でも長く使うという選択をするのも良いでしょう。

当院では、審美歯科治療を行っております。ご不安な事がございましたらお気軽にご相談ください。 http://www.tdc.gr.jp/0515cosmetic-dentistry/

2018年5月 2日

歯を失ってしまった時、失った歯の部分を補う治療として、入れ歯を入れる治療があります。

取り外し式の入れ歯には、様々な種類があります。保険内の入れ歯は、費用が安く、簡単に作る事はできますが、装着感や審美性に劣るというデメリットがあります。
今日は、自費で作製する事ができる部分入れ歯「ノンクラスプデンチャー」の紹介をしたいと思います。

今まで、「部分入れ歯」を装着する場合には、入れ歯を固定するために周囲の歯に引っ掛ける"金属の留め具"(クラスプ)が必要でした。
クラスプは、銀色の金属でできているため、引っ掛ける歯の部位によっては、口を開けた時にギラギラ目立ってしまいます。入れ歯を付けている事が、周囲にもすぐわかってしまい、嫌がる患者さんも多くいらっしゃいました。

「ノンクラスプデンチャー」は、クラスプ部分が、歯ぐきの色と似た半透明のプラスチック素材でできています。
入れ歯のピンク色の床(しょう)の部分を延長させたような形態をしており、見た目もとても自然です。弾性があり破損しにくいのもメリットです。

また、薄くて軽く装着感が良いので、従来の部分入れ歯で不快感が強かった方にもおすすめです。

当院では、入れ歯治療を行っております。ご不安な事がございましたらお気軽にご相談ください。 http://www.tdc.gr.jp/

2018年4月25日

歯周病と煙草は深い関わりがあります。煙草が歯ぐきに及ぼす悪影響は大きく「煙草を吸っている限り、歯周病は治らない」と言われるほどです。
煙草は、歯ぐきにどんな悪影響があるのか、詳しく説明したいと思います。

1. ニコチンの血管収縮作用
煙草に含まれるニコチンの血管収縮作用で、歯ぐきに栄養が行き渡りにくくなり、歯ぐきの老廃物は除去されにくくなります。
また、歯周病が進行していても、歯ぐきの腫れや出血が見た目上抑えられるため、患者さん自身が歯周病に気がつきにくくなります。
気がついた時には、手遅れになるほど歯周病が進行している場合もあります。

2. 白血球機能の抑制
喫煙により、白血球の防御機能が抑制され、歯周病菌が繁殖しやすくなります。
また傷を治そうとする細胞の働きも抑えてしまうため、治療を受けても、歯周病が治りにくくなります。

3. 歯ぐきの繊維化
歯ぐきが硬く繊維化し、厚く硬く深い歯周ポケットを形成します。
出血しにくいため、歯ぐきの炎症に気がつきにくいだけでなく、歯ぐきが治りにくくなります。

4. ヤニの付着で汚れが付きやすくなる
喫煙により歯の表面にヤニが付着すると、ザラザラとして汚れが付きやすくなります。

このように、煙草の歯ぐきに対する悪影響は大きく、煙草は歯周病の最大の危険因子なのです。
歯周病から歯を守るために、喫煙習慣がある方は、禁煙を検討してみてはいかがでしょうか。禁煙は遅すぎる事はありません。今からでも禁煙を始めれば、歯周病のリスクは徐々に低下していきます。

当院では、歯周病治療を行っております。ご不安な事がございましたらお気軽にご相談ください。 http://www.tdc.gr.jp/0525periodontitis/

2018年4月18日

いつの間にか、口で呼吸をする「口呼吸」になっている事はありませんか?
本来、人間は鼻で呼吸をするのが、自然な呼吸法です。
それが、風邪や鼻炎などがきっかけで、いつの間にか「口呼吸」が癖になってしまう事があります。

「口呼吸」は、お口の中や身体に様々な悪影響がありますので、鼻呼吸なるように改善していくのが望ましいです。

<口呼吸による悪影響>
・ 虫歯や歯周病のリスクが高まる
口の中が乾燥し、虫歯菌や歯周病菌が繁殖しやすくなります。そのため、虫歯や歯周病のリスクが高まります。

・ 口臭が強くなる
お口の中の細菌が増殖するのに伴い、口臭が強くなります。

・ 歯並びが悪くなる
口が開けたままになっていると、唇が歯を内側に押し込む力が弱くなり、歯が前方に出るような歯並びになりやすくなります。

・ いびきや睡眠障害の原因になる
口呼吸は、口を開ける事により、上気道の喉の部分が狭くなり、いびきを引き起こします。また睡眠障害にもつながります。

・ 風邪などのウイルスが身体に入りやすくなる
口呼吸では、風邪などのウイルスが直接体内に侵入しやすくなります。そのため、口呼吸がある人は、風邪を引きやすい傾向にあります。

このように、お口の中だけでなく身体の健康にとっても、様々な悪影響があります。口呼吸が癖になっている方は、鼻呼吸に戻していけるようにしたいものです。歯科的な問題があり、口呼吸になっている場合もありますので、ご相談ください。

当院では、一般歯科治療、様々なお口に関わる相談をお受けしています。ご不安な事がございましたらお気軽にご相談ください。
http://www.tdc.gr.jp/

2018年4月11日

毎日使う歯ブラシは、どのように選んでいますか?

実は、どのような歯ブラシを選択するのかという事は、歯みがきを効率良く行い、汚れをきちんと除去するために、とても大切です。
せっかく丁寧に歯みがきを行っていても、適切な歯ブラシを使用できていなければ、汚れが取れず、意味がありません。では、適切な歯ブラシとはどんな歯ブラシなのでしょうか?

歯やお口の形態、歯並びは、人それぞれ違います。ですから、人それぞれ"合った歯ブラシ"があります。
自分に合った歯ブラシを知るためには、一度ブラッシング指導を受けていただくのがおすすめです。歯ブラシ選びの「基本」は次のようになります。

1. ヘッドが小さいもの
ヘッド(ブラシの毛が植えてある頭の部分)が、小さめのものを選びましょう。
特に大人の男性の方は、大きいサイズの歯ブラシを選びがちですが、お口の中は大人の男性でも狭くて複雑な形をしています。小さめのサイズのものを選びましょう。

2. 毛の並び方が真っすぐのもの
毛の並び方が、山切りカットやギザギザカットになっているものも市販されていますが、真っすぐに並んだタイプのものが扱いやすいです。

3. 柄はストレートタイプのもの
歯ブラシの柄(持ち手)は、ストレートのものが良いでしょう。カーブしているものや、持ちやすさをうたった製品もありますが、ストレートのものの方が、力加減の調整がしやすくなります。

以上の3つが基本のポイントです。これらのポイントを抑えつつ、自分に合う歯ブラシを使用するようにしましょう。

当院では、歯みがき方法の指導など、予防歯科治療を行っております。ご不安な事がございましたらお気軽にご相談ください。 http://www.tdc.gr.jp/

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