ひとりごと
一年ぶりのひとりごと担当となりますIです
毎年毎年、息子の子育て日記のように不登校記録を書いてきた私です
赤裸々に書いていた7年間の不登校記録は、もはや笑える思い出になっています
暴れて穴のあいた家の壁も、大切な思い出として懐かしく成長の記録として残っています
去年より大学生に昇格した息子、ちゃんと大学に通うのかどうかと思っていましたが、
その心配も何のその 不登校時代に培った自由な時間で、自分に合った勉強をし社会に適応しながら好きなように大学生活を謳歌しています
ああ、本人はこうやって自分の道を切り開きたかったんだと、母は毎日教えてもらっているよ
振り返れば、ずっと仕事をしてきた私は息子にかける時間がなく、小学生の時からバスと電車の
定期を持たせて、今日は塾と水泳、今日は体操、今日はサッカーなど、毎日毎日、母が面倒を
見れない時間を、他人に任せて「息子がやりたいって言っているから」などと、
勝手な判断をしてやらせていた時代
今考えれば、そーだよね。嫌だよね・・・笑
だから、あの時学校へ行かないと決断をした息子は偉かった
そーだよ、そーだよ、息子の意思を尊重して、それを受け入れた夫も私も偉かったと、、笑
でもね、不登校になった瞬間そんな余裕はどこにもなく、心は動揺し慌てふためく私たち両親
なんとかしようと、失敗を繰り返しながら解決の糸口を探し、息子と意思疎通を図ろうとするが、最初は全て撃沈状態・・笑
息子の居場所を確保しようと、公的機関へ助けを求めるが、私立中学ということで、たらい回し
状態で受け入れてくれるところがなく、途方に暮れる日々
(今現在は、私立中学でもきちんと対応していただけると思います)
2024年の文部科学省が報告した小中学生の不登校生は34万6482人
これは病気や経済的理由を除き、心理・社会的な要因などで小中学校に年30日以上登校しない
生徒数 前年度から比べると47,434人(15.9%)の増加となっています
私自身は息子が不登校になったばかりの時代に、一番辛かったこと それは、同じ不登校の
お母さんと共感したり、話を聞いたり聞いてもらったり、その先どうなるのか、今の現状の話を
聞いてくれる場所や存在がなかったことのように思います
今私は、3年前から同じ不登校だった子供を持つママ友と一緒に、NPOで不登校の父母会を
立ち上げ、月1回の相談会を開いています
何か凄いことをやっているわけでも、大きなことをやっているわけでも、ここにくればすぐに
解決できるわけでもありません
来てくださるお母さま、お父さま そして不登校ご本人のお話を聴き、少しでも楽になってもらえたら、そんなゆったりとした時間の中で開催しています
(時々ですが、元不登校生のお兄さんたちが、不登校時代どうだったかや、質問に答えたりお話を聞いたり聞かせてくれることもあります)
ご興味のある方は、月1回 第一水曜日の午後3時~5時45分まで
JR尼崎のキューズモール まなびの広場で行っています
どうか、必要な方に情報が届きますように
写真は昨年の忘年会の様子です。