ひとりごと
こんにちは、技工部長の小林です。今日は、最近始めた趣味についてお話ししたいと思います。それは「魚を捌くこと」です。
最初は「魚なんてスーパーで切り身を買えば十分だ」と思っていました。しかし、友人に釣りに誘われ、「自分で釣った魚を自分で捌くと、本当に美味しいんだよ」と勧められ、半信半疑で釣りに挑戦してみました。
正直、釣れないだろうと気軽に考えていたのですが、
まさかのビギナーズラック!
52センチの鯛が釣れてしまい、
いきなり人生初の魚を丸ごと捌くことになりました!
とはいえ、初心者の私には鱗を落としたり、内臓を取るのがとても難しいので、友人にその場で下処理をしてもらいました。
そして家に帰ってからYouTubeの動画を参考にしながら捌いてみたのですが、これがなかなか大変で…。
動画では簡単そうに見えたので、最初は「これなら大丈夫かも」と思ったんですが、魚の骨が想像以上に硬くて途中からは何をしているのか分からなくなり、
諦めかけましたが、見た目は悪いですが、なんとか刺身にすることが出来ました。
最後の皮引き(皮から身を剥がす)は、ほとんど手でちぎるような感じでした。
(笑)。
右身 左身
それでも、やはり職業柄なのか、手を動かして何かを作り上げる作業に没頭してしまいました。この「手を使う感覚」は、普段デスクワークが多い私にとってとても新鮮で楽しかったですね。
技工士として歯を整える仕事も、魚を捌く作業も、どちらも手先の繊細な技術が必要です。実際に魚を捌いてみて、改めて職人さんの技術の素晴らしさを実感しました。スーパーで売られている刺身の美しい切り口を見るたびに、「これは神業だ」と感心します。
技工士の仕事もそうですが、日々の練習や積み重ねが技術を磨いていくものなんだと、改めて感じました。
さらに、魚を捌くことを通して「生きる力」を感じることもありました。
魚が生き物だったことを実感しながら、その命をいただいているんだと深く考える機会になりました。
普段の生活では忘れがちなことですが、こうした感覚を大事にしたいと思います。
まな板が小さい・・・
そして家族が「美味しい」と言ってくれたこともとても嬉しく、次こそはもっと上手く捌けるようにと意欲が湧きました。
そんなわけで先日、魚捌きのリベンジを兼ねて、再び釣りに行ってきました。
今回は事前に動画で予習もして、今度こそは上手くいくはず!
と意気込んでいたのですが…
出発時の朝焼け、大漁の予感‼
なんと今回は、全く魚が釣れず、捌く魚が手に入らなかったんです(笑)。
それでも、懲りずにまた挑戦しようと思っています。次回のひとりごとでは、
もっと上手に捌けたという報告ができるように頑張ります。
日陰のない海の上での日差しはまだ強く、釣りではなく日焼け大会でした(笑)
最後に、10月になり過ごしやすい季節となりましたが、朝晩は冷え込む日もありますので、体調には十分にご自愛ください。