口腔外科について
顎骨のなかに埋まっている親知らずの抜歯、口のなかのできものの切除術などの治療を行います。
しかし、外科だけを扱う科では決してありません。顎・口腔には多種多様な病気が起こります。
顎骨炎、骨髄炎、口内炎(難治性も含む)、顎関節症、神経痛、癌(歯肉癌・舌癌)、口腔心身症など、列挙すればきりがないほどです。
口腔外科という診療科は、このように顎・口腔に起こるさまざまな病気の診断を下し、治療をする科でもあります。
レーザー治療
患者様の痛みと負担を減らす
タバタデンタルクリニックでは、歯科用レーザーによる治療を行っております。
歯科用炭酸ガスレーザーのメリットは、「痛みが少ないこと」「傷や炎症が早く治ること」「免疫機能を高めること」にあります。
止血、小帯切除、インプラント二次手術、歯肉ブリーチング(歯茎のホワイトニング)など、多くの歯科治療で効果を発揮できる優れた歯科用レーザーですが、導入している医院は少ないのが現状です。
高い殺菌効果で、難しかったインプラントや根の治療も可能に
歯科用レーザーは殺菌効果が高いため、以前は難しかった歯の根っこの治療やインプラントの二次手術にも大きな効果を発揮します。
止血効果も高く、傷や炎症を早く治す効果もあるため、治療期間の大幅な短縮にも繋げるのです。
変色した歯茎をピンク色に
喫煙者などに多く見られる歯茎の黒ずみは、歯肉にメラニン色素が沈着することが原因です。
レーザーを使用して、歯茎の黒ずみの原因であるメラニン色素を除去することにより、キレイなピンク色の歯茎がよみがえります。
その他の治療
親知らずの抜歯
親知らずの正式名称は、「第3大臼歯(だいきゅうし)」という、思春期を過ぎるころから生えてくる、大臼歯の中で最も後ろに位置する歯です。奥歯のさらに奥に生えるため歯ブラシが届きにくく、磨き残しが溜まって歯ぐきの炎症や虫歯になることがあります。特に斜めに生えたり埋まっていたりする場合は、周囲の歯や歯ぐきに悪影響を及ぼしやすく、虫歯や腫れがあるときは早めの抜歯をおすすめいたします。
一方、親知らずがまっすぐに生えており、虫歯にもなっていないときは無理に抜歯する必要はありません。親知らずに関するお悩みがある場合は、一度ご相談ください。
顎関節症の治療
「口を開けるとこめかみからカクカクと音が鳴る」「あごが痛む」などの症状は、顎関節症の疑いがあります。お口周りの筋肉の緊張やかみ合わせのバランスが乱れた場合に起こりやすく、放置して悪化すると口の開けにくさや痛みなどの症状が残ってしまいます。顎関節症を引き起こしている場合の多くは、不定愁訴(肩こりや頭痛など原因不明の症状)や睡眠障害などにも陥っている恐れがあり、体に大きなストレスや負荷がかかり続けているのです。
その他にも歯並びやかみ合わせの問題など、さまざまな原因が顎関節症につながっている可能性がありますので、検査から原因を明らかにしたうえで適切な治療の提供を行っております。