神奈川県海老名市 某歯科医療機器・材料メーカー社長様(65)
私は、歯科医療材料を販売する会社で指揮をとり、長く製品開発・販売の道を歩んでおります。仕事柄全国の医療機関に数多く出入りし、そしていろんな分野の医療従事者の方と接する機会が多く、いい意味でも悪い意味でも日本医療の裏事情を知っているつもりです。
ですから、病気や怪我になっても(自分であっても、家族や知人であっても)安易な医療機関や治療法の選択ができません。 ある意味自分自身が納得した情報を得られなかったり、医師や歯科医師、看護師との充分なコミュニケーションが取れないと、不安でなりません。
そんな自分でありながら、15年以上噛み合わせ・歯の痛みに悩まされていました。
仕事などで過労気味になると、あまりの痛みに日常生活もままならない状態になるのです。
何度か専門的診療の機会がありましたが、いずれも根治策はおろか、起因の特定すら得られませんでした。その後、たまたま歯科某一流メーカーの社長さんがインプラントのカリスマ的存在である田畑先生とお知り合いということもあり、紹介していただいたのです。
田畑先生とのビジネス上のお付き合いの中で、先生のポリシーや卓越した術式が業者である自分であっても十分理解でき、”この先生なら”と自分の悩みを打ち明ける決心がつきました。
先生も、大変快くというか気軽に応じていただき、まずはパノラマX線・CT検査を行うことになりました。
一連の検査は程なく終わり、後は田畑先生による画像診断。診断の結果、痛みの原因や噛み合わせの問題の原因がはっきりとしました。(また、後から打ち明けていただきましたが、まさかこんなに状態が悪いとは思わなかったようです)。
この状態を根治的に改善するためにも、先生が多数手がけられている歯周外科手術も勧められました。今まで悩んでいた原因がクリアになったことと、反面このままでは総入れ歯の可能性があることが、ない混ぜになり、正直なところ多少なりとも精神的な混乱を来たしてしまいました。
でも、第三者的に考えれば、田畑先生に私のような症例を手掛けていただければ、生涯的に根治できると判断しました。それは、現在までに500を超えるまでの症例への対応と、他に類を見ないほどの術後成績が後押ししたのです。
そうは言ってもやはり、手術までの間、いかに田畑先生を信頼しているとはいえ、観血的なインプラント処置に対し大きな抵抗感があったのは事実です。
その間先生のインプラント手術を自分なりに客観分析をしました。その結果、
・ 歯周組織を最大限温存させる (周囲筋の機能に殆どダメージを与えない)
・ 術式そのものが極めて低侵襲であること
・ 術後の社会復帰が他の術式に比べ、極めて早期であること
(これは勤め人にとって大きな問題です)
大きくこの3点が私を決断させたポイントでした。
手術当日はほんの1、2時間の間にすべての処置が終了いたしました。手術時間が短いということは、それだけでも肉体的なダメージが低減された証です。手術スタッフの熟練された技術に感謝するばかりです。手術の考え方(ただインプラントを埋入すればいいのではなく、長期に機能し、かつ見た目にも最大限配慮するというもの)、縫合、使用機材・材料(ここは私の専門ですのでよくわかります)についても特筆すべき点がありました。
また縫合も吸収糸による内部縫合をするまではごく一般的なのですが、上皮表層部も”痛々しい”感じがしません。知人によれば、口唇をめくりあげて見てもらっても傷がわからないそうです。うがった見方をすれば、知らない人がわたしの傷を見ても、”簡単な手術”としか感じさせないのです。
当人にとっては、長年のつらさから解放されるための”大手術”だったのですが、他でお悩みの方に申し訳ないぐらい目立たないのです。
治療期間中、田畑先生とゆっくりお話をさせていただく機会がありました。その中で感銘を受けたいくつかを紹介させていただきます。
私自身医療業界に接しているがゆえに感じるのが、医療の提供はいわゆる究極のサービス業だと思っておりました。
田畑先生も同感とのことです。しかしながらいくら設備や患者への接遇が良くても、根本たる医療技術のレベルが高くないことには見せかけのサービスになってしまいます。
技術的なところは、既に記させていただきましたが、総合的な癒し空間の提供に、こだわっていらっしゃいました。あらゆるところに医療サービスとして適切な配慮がなされていました。
それは、スタッフ、設備、物品、情報管理など、総合的なレベルを指します。もっと平たく言えば、大変心地よい通院環境だったのです。癒されて治るから、治癒なのです。
また、今回の術式に関しても、既に多くの歯科専門誌でいわゆるレシピが公開されているのです。
それらの文献をいくつか読む機会がありましたが、惜しげもなく”ノウハウ”たる部分をだしているのです。
でも、如何にレシピを公開し、関係者に伝承すれども本当の意味で伝わりきれないことに、 ジレンマを感じてらっしゃったようです。まさに職人の領域です。
幸運なことに、私は以上のような機会で手術を受けることができ、噛み合わせ・歯の痛みの問題を根治できたと確信しております。
是非先生のホームページをご活用頂き、1人でも多くの方が歯の悩みで一筋の光明を見出していただければ幸いです。