感染予防について(器具編)
歯科医院をはじめ病院には多くの患者さんが治療を受けにいらっしゃいます。つまり、多くの感染ルートが存在し、いつどこでだれがどのような病気にかかりそれをほかの人に移してしまうのかわかりません。
例えば、少し調子が悪く病院に行った結果、ほかの人がかかっていた病気が移ってしまったということがあると思います。もちろん、歯科でもそのようなことが起きます。しかし、総合病院などカルテを共有できる病院ですと患者さんの既往歴などがわかるのですが、個人の歯科医院ですと問診や自己申告のみになってしまいがちなので、どうしてもすべての人の体の状態を把握することは難しいです。
つまり、すべての患者さんに対して感染しないような配慮を行わなければなりません。
近年、治療器具の使い回しのニュースがたびたび見られるようになりました。このようなことは決して許されることではありません。当医院では、コップやエプロンなどの備品をできる限りディスポーサブル(使い捨て)にし、治療器具は高圧蒸気滅菌器、薬液滅菌、ガス滅菌などの各種滅菌機器を使用しすべて滅菌を行っています。そうすることにより院内での感染を防いでいます。
ぜひ、患者さんに安心で安全な歯科治療を受けていただきたいと思います。
当医院の滅菌対策に関してはこちら
http://www.tdc.gr.jp/1005clinic-tour/