歯科金属アレルギー（１）

歯科による金属アレルギーは近年日本でも注目し始められてきました。
特に掌蹠膿疱症という、手のひらや足の裏に原因不明の小さな水疱（のう胞）が多数現れるというアレルギー症状が起こることがあります。
掌蹠膿疱症は皮膚科で診断されますが、皮膚科で治療をしていてもなかなか良くならないという場合には、お口の中に銀歯がないか、見てみてください。
歯科で使用される金属には金銀パラジウム合金と言うものがあります。
これは健康保険治療で使用される金属で、金を12％、パラジウムを20％、銀を50％前後、銅を20％前後、そのほかの合金を数％含んだ金属です。
普段、金属アレルギーがあるので、アクセサリー類などに気をつけている方でも、歯医者で治療をする際に金属アレルギーを気にしている人は少ないのではないでしょうか。
実際に、金属アレルギーであっても、口腔内に銀歯がいくつも入っている方もいらっしゃいます。
ですが、銀歯が口腔内にある状態と言うのは、実は金属アレルギーのある方にとってはとても危険な状況です。
当院の紹介はこちら
/http://www.tdc.gr.jp/0540laser/