キシリトールガムの効果的な咬み方
虫歯予防としてテレビなどでもよく紹介される「キシリトール」とは、白樺やイチゴやカリフラワーからとれる天然甘味料です。キシリトールの原産地フィンランドでは食後と就寝時にキシリトールをとる習慣があるそうです。
日本でもキシリトールの効果が認められ様々なところで使われるようになりました。
代表的なものにキシリトールガムがあります。
今回はキシリトールガムの虫歯予防に効果的な咬み方をお話します。
1.噛みはじめの唾液は長く口の中に残す。
噛みはじめにキシリトール成分がたくさんでます。その唾液が歯に浸透すると虫歯菌に働き虫歯予防の効果を高められます。
2.食後は30分前に食べる(30分以内に)
虫歯菌は、食後30分後くらいから食べかすなどを餌に酸を出し、歯を溶かします。その前にキシリトールガムを噛んでおくと、キシリトールを餌として取り込み酸を出せなくなります。
3.1日2粒・1日2回噛む。
虫歯予防に効果的なキシリトールの量が1日4~10g。長い間続けることが効果的です。
4.歯磨き前にかむ。
キシリトールガムは歯垢をサラサラにして歯ブラシで落としやすくする効果がある。
5.キシリトール配合50%以上のものを。
50%以上ないものは虫歯予防の効果が望めません。歯科医院ではキシリトール100%配合のガムもあります。
ガムを噛むならキシリトールガムを。キシリトールガムを噛む時は上記を守ってみて下さい。
お口の中の健康を保つためにちょっとした工夫が大切です。
お口の中のお悩みはぜひご相談下さい。
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