被せた金属の歯ぐきが腫れる場合は危険信号!
一度治療して金属をかぶせると金属の部分は、虫歯になりませんが、中の金属を支える根の部分が虫歯になることはあります。
金属を被せるとどうしても見えない隙間ができます。その隙間から虫歯菌が侵入しやすいのです。
また、金属を被せているので外から悪くなっている様子がわからないし、痛みなどの症状がでにくいのが悪影響を及ぼします。
とくに、被せた金属の歯ぐきがプクっと腫れてそこに膿が溜まっている状態(おできみたいな状態)は危険信号です。歯の根っこの先に病巣があると考えられます。
被せた金属の歯は大部分神経がないと思います。神経をとった後の根管部に細菌が感染して炎症を起こしている状態です。この場合は、自然治癒は難しいです。
歯科医院での治療は、被せてある金属を外して、感染した根管部を綺麗にしていく治療が必要になります。
根管の多い奥歯は根管部が複雑な形態の場合も多く治療回数がかかります。また、根の先の炎症具合によっても治療回数がかかる場合もあります。また炎症の状態が悪かったり、根の治療をしても綺麗にならない場合は、抜歯をしなくてはいけません。
早期発見・早期治療が1本でも多く自分の歯を残すための秘訣です。被せてある歯がどういう状態か直視で判断するのは難しいですが、中がどんな状態かレントゲンで確認することができます。
知らない間に進行しているかもしれないので、定期的な検診を受けられることをお勧めします。
当院では最新のCTを導入、直視できない根管部の状態を把握し正確な治療をおこなっております。
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