歯周病は自分で治せるか?
重度の歯周病になってしまうと、患者様自身で何かをしても改善される見込みは非常に小さいと言えます。なぜなら、歯周病の病巣がすでに手の届かない奥まで達しており、対処できないからです。
しかし、まだ初期の歯肉炎の段階であれば、患者様自身で進行を抑えることができる可能性があります。
その方法は、正しい歯みがきです。
歯ブラシで歯と歯茎の間にある歯周ポケットの奥まできちんとブラッシングし、そこに溜まって毒素を出している歯周病菌をかきだしてしまうのです。
その上で、ブラッシングで歯茎をマッサージして血行を促進し、栄養を行き渡らせて炎症を抑えることで、進行していた歯周病も改善する可能性があります。
もちろん、このような段階であれば、市販の「歯周病薬」でも多少は効果があることでしょう。積極的に活用して、健康な歯茎を取り戻してください。
ただし、歯周病は自覚症状がほとんどない病気ですので、気付いたときには重度の状態になっていることがほとんどです。安易な自己判断で対処すると、手遅れになってしまう可能性もあります。
もし、気になる症状がありましたら、まずは歯科医へ相談することをおすすめします。
当院では、一般歯科診療を行っております。ご不安なことがございましたらお気軽にご相談ください。
http://www.tdc.gr.jp