歯が欠けたら?
歯は人間の中でもっとも硬い組織だと言われています。しかしそんな歯も、滅多にないことですが欠けてしまうことがあります。
そうなったとき慌ててしまわないように、原因と対処法を簡単に紹介しておきましょう。
歯が欠ける原因には、虫歯や酸蝕歯といったお口の中が原因のものと、歯ぎしりや打撲といった外からの力によるものがあります。
どちらの場合でも、歯が欠けてしまったら次の点に注意してできる限り早めに歯科医を受診するようにしてください。
・痛みがある場合は鎮痛剤を
打撲の場合は特に神経まで損傷していることがあります。
歯の神経への刺激は非常に辛いもので、簡単に回復するものではありません。
我慢せずに市販の鎮痛剤を飲んでおくようにしてください。
・欠片があれば保管しておく
可能性は高くありませんが、欠けた箇所や欠け方によっては破片を使って処置できる場合があります。
「口に含む」「生理食塩水に漬ける」「牛乳に漬ける」といった方法で欠片を保管し、歯科医へ持参してください。
・歯が欠けたところは触らないこと
歯が欠けた部分は違和感があることから舌や指で触ってしまいがちですが、決して触らないようにしてください。
欠けた箇所が鋭利になっていて舌を傷つけてしまうこともありますし、歯の根が脱臼したような状態になっている場合は症状を悪化させてしまう恐れがあるんです。
当院では、一般歯科診療だけではなく審美歯科治療も行っております。ご不明点がございましたらお気軽にご相談ください。
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