インプラントと口臭
それまで気にならなかったのに、インプラントにしてから口臭が気になるようになった、という人がおられます。
これは、インプラントによって口内環境が乱れたことが一因です。
インプラントは外科手術を行う大規模な治療ですので、それまであったお口の中の細菌のバランスが乱れてしまう可能性があるのです。
ただし、ただ口内環境が乱れただけならしばらくすればバランスを取り戻します。
それなのに口臭が気になるというのには、他の原因があるのです。
それは、ほとんどの場合がお口のメンテナンス不足です。
もう少し簡単に説明すると、インプラント治療を行うことによってそれ以前より丁寧に歯みがきしなければならなくなったのに、今までどおりの歯みがきしかしなかったため、細菌が繁殖してしまっているのです。
インプラントは人工の歯ですので虫歯菌に冒されることはほとんどありませんが、天然の歯と違って細菌から守るシステムがありません。
そのため、きちんと歯みがきをしなければ歯周病と同じような症状になりやすいのです。
インプラントにしたら、それまで以上にお口の健康に気を遣い、こまめに歯みがきをするようにしてください。
そして、定期的に歯科医でメンテナンスを受けていれば、口臭に悩まされるようなことはなくなるでしょう。
当院では、一般歯科診療を行っております。ご不安なことがございましたらお気軽にご相談ください。
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