噛み合わせが悪いってどういうこと?
最近、テレビ番組や雑誌等で噛み合わせという言葉をよく耳にすると思います。そして、歯科医師でも咬み合わせ認定医などの資格を持っている方もいます。では噛み合わせとはいったい何でしょうか?
人間には上の歯と下の歯があり、口を閉じることで歯同士が絶対に当たっています。もし、上下顎のどちらかもしくは両方の咬み合う歯が喪失してしまっていると、食べ物を噛み切ったりすり潰すことができないので食べ物を噛んで咀嚼することができなくなります。つまり、噛み合わせが悪いと言うのは両方の歯がぶつかりあっていない、もしくは理想とする部分に歯同士が噛み合っていないことを指します。そして、咬み合わせが悪いと、顎の関節に負担がかかったり、体のバランスが崩れて頭痛や肩こり、腰痛などの不調が出てくることもあります。
しかし、自分の噛み合わせが悪いと言うのは鏡で口の中をみてもどうしても自分自身では判断することはできないと思います。ですので、自分の噛み合わせがどのような状態なのか歯科医院で診査診断してもらうことをお勧めします。
咬み合わせが悪い場合、今の咬んでいる歯を少し削ったりして調整するか、被せ物などの歯科補綴物で対応しますが、大きく調整をしなければならない人は矯正治療を行います。まずは、自分の咬み合わせがどのような状態なのかを確認することが健康を保つ第一歩だと考えます。
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