歯が出来にくい体質にするには
虫歯になりやすい人は、まずは体質というものがあります。
一生懸命歯磨きをしても虫歯になりやすい人、逆にあまり歯磨きをしなくても虫歯になりにくい人もいます。歯の性質や唾液の量の違い、歯並びなど要因はたくさんあります。なので体質を変えることはとても難しいことです。
ですのでとにかく口の中を清潔に保つことが大切になってきます。虫歯になる原因はたくさんありますが、その一つには口腔内環境にあります。口の中に食べ物などがなにも入っていないときは中性に近い状態ですが、食べ物を食べることによって酸性になり、歯が脆くなって虫歯菌に侵襲されやすくなり虫歯になってしまいます。
その酸性の状態だった口腔内を唾液により中性に戻る(再石灰化)ことによりまた虫歯になりにくい環境にします。しかし、せっかく再石灰化を行っている口腔内にまた食べ物や飲み物を入れてしまうと酸性に寄ってしまい、常に虫歯菌に犯されるリスクを伴うことになります。生活の中で常にコーヒーなどの飲み物を飲んでしまう、ガムをずっと噛んでいる、アメを舐める機会が多い人などは、口の中に物が入っている時間が長いので虫歯になりやすいリスクを負っています。
また、歯磨きによるセルフケアが重要になります。理想は、食後すぐに歯磨きをすることなのですが、それはとても難しいことです。しかし、ここで大切なのは回数ではなく歯磨きの質だと思います。大人でも上手に歯磨きだできる人は少ないので、まず歯磨きの仕方はプロである歯科衛生士に歯磨き指導を受ける事をお勧めします。また、その時に自分にあった歯ブラシなどを相談すれば、より質の高い歯磨きを行うことができると考えます。
また、マウスウォッシュ液なども併用すればより高い効果が見込めるでしょう。
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