咬み合わせが悪いのをほっておくとどうなる?
まず考えられることは、口腔内環境の悪化です。咬み合わせが悪い人は歯が無かったり上と下の歯が咬み合っていないも入ります。
では、歯が無かったらどのようなことが口腔内で起こるのでしょうか。まず、歯が無い部分の隣り合っている歯に悪影響を及ぼします。歯を失うとそこは空隙ができ、隣り合っていた歯がその空隙に向かって傾いてきます。そうなると、もっと口腔内の噛み合わせがより悪化します。
また、歯がなくなってしまうと、本来噛みあっていた反対の顎の歯が少しずつ抜けてきます。よって1本の歯を失ってもそのままにしておくと、負の連鎖が始まってしまいます。
次に考えられることは、顎関節への過剰な負荷です。それにより、顎の位置がズレてしまい顎関節症になる可能性がでてきます。そうなると、顎の関節に違和感や痛み、口を開けたときにクリック音がする等の問題が起き、最悪の場合口が開かなくなる開口障害になることも考えられます。
また、体のバランスが崩れるので、頭痛や肩こりなどの全身に異常が起きることもあります。咬み合わせの位置が本来理想であるべき場所よりも高い、もしくは低い場合は、顎の関節のみならず筋肉にも過剰な負荷がかかります。それにより、体幹が狂い、いろいろな関節や筋肉に痛みを発症することも考えられます。頭痛や肩こりなど体の異状は必ずしも噛み合せが原因とは限りませんが、一つの大きな要因であることは間違いありません。
まずは、自分の咬み合わせを確認するために受診をお勧めします。
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