酸蝕歯
酸蝕歯という言葉、最近テレビなどで耳にしたことのある人もいるのではないでしょうか?
酸蝕歯とは、簡単にお話しすると、歯の一番外側の層「エナメル質」が飲食物などの酸によって溶かされてしまうことです。前歯に光を当ててみると、なんだか透けたような感じに見えるようでしたら、それが酸蝕歯の症状です。
酸蝕歯は、ほぼ無症状なこともありますが、知覚過敏(冷たいもの、熱いものがしみる)歯が黄ばんで見える、透けて見える、などが自覚症状としてあります。
酸蝕歯はその症状が進行すると、だんだんと歯が溶けて行ってしまうため、歯虫歯と同じような症状が出てきます。また、酸蝕歯は本体硬いはずのエナメル質が軟らかくなってしまっているので、通常の咬合力でも歯が削れ、徐々に自分の歯が短くなってくる、歯の内側の層(象牙質)がむき出しになり、痛みを感じる、神経にダメージを与える(最悪の場合神経を取ることになります)と言うことが起こってきます。
酸蝕歯はその進行の具合にもよりますが進行してからでは治療が難しいものです。
そのため、症状に心当たりのある方は早目に歯科医院を受診し、適切な処置、指導を受けていただきたいと思います。
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