歯を失う原因
歯を失う原因の多くは、虫歯と歯周病です。その割合は、ほとんど同じくらいで、それぞれ40%前後となっています。比較的若いうちは、虫歯で歯を失う事が多いですが、40代後半くらいからは、歯周病で歯を失う割合が増えていきます。
次いで多いのは、歯の破折で10%程度となっています。
歯を失わず、一生自分の歯で食べていくのには、早いうちから虫歯予防・歯周病予防をする事が大切だという事がわかります。
歯周病で歯失うのは40代以降である事が多いですが、だからといって若い人は注意しなくても良いわけではありません。
歯周病は、長い間の生活習慣が影響し、ゆっくり進行していく「生活習慣病」の一つです。若いうちからの「歯の清掃習慣」「食生活」「喫煙習慣」などが影響しているのです。
日本人の成人の8割が、歯周病に罹患している、もしくはその予備軍だと言われています。歯を失うほど進行した状態でなくても、歯周病の進行はゆっくり始まっていると言えます。
虫歯や歯周病から歯を守るためには、毎日の歯磨きはもちろん定期検診をきちんと受けて、疾病を早期発見し、早期治療をする事が大切です。
歯の破折も、定期検診で、ある程度予防をする事ができます。歯の破折の原因の多くは、歯に過剰な負荷がかかる事によるものです。定期検診によって、噛み合わせのチェックを受ける事を習慣にしていれば、歯の破折もある程度予防する事ができるのです。
当院では、一般歯科診療を行っております。ご不安な事がございましたらお気軽にご相談ください。
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