乳歯の虫歯の特徴
子供の歯である乳歯は、永久歯よりも虫歯になりやすいなどの特徴があります。
今日は、乳歯の虫歯の特徴をまとめ、解説します。
<乳歯の虫歯の特徴>
1. 虫歯の進行が早い
2. 歯と歯の間の見えないところで大きくなりやすい
3. 広範囲に広がりやすい
4. 黒色ではなく、茶色や白色っぽい虫歯もある
5. 痛みを感じにくい
主にこれらの3つの特徴があります。乳歯は、永久歯と比較して、歯の表面のエナメル質が薄く柔らかいという特徴があります。虫歯の酸に弱く、溶けやすいのです。
また、エナメル質が薄いため、虫歯になると、あっという間に象牙質、その下の神経にまで進行してしまいます。5〜6ヶ月の間で神経にまで達する事もあります。進行の早い虫歯は、黒色ではなく、茶色や白っぽい色である事が多いのも特徴です。
虫歯は歯と歯の間など、見えない所にできやすいので注意が必要です。乳歯の場合、虫歯の進行が早いので、歯と歯の間などの見えない所にできた虫歯が、中で大きく広がっている事も多いです。
また、子供は痛みの感覚が鈍い事があります。虫歯になっていても、痛みを訴えない事も多いので、気付いた時には、かなり大きな虫歯になってしまっている事もあります。3〜4ヶ月に1度は定期検診を受けるようにしましょう。
当院では、小児歯科診療を行っております。ご不安な事がございましたらお気軽にご相談ください。
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